Visual Studio Code 向け Qt Extension バージョン 1.14.0 のリリースをお知らせします。今回のリリースでは、ホットリロード機能を備えた QML Live Preview が導入され、エディタ上でリアルタイムのフィードバックが得られるようになりました。
今回のリリースで最も重要な追加機能は QML Preview です。アプリケーションを再起動することなく、QML の変更をリアルタイムで確認できる機能です。QML ファイルを編集すると、その結果が実行中のアプリケーションにすぐ反映されます。拡張機能は CMake ターゲットを QML Preview 付きで起動し、ファイルの変更を監視します。QML ファイルを保存すると、手動で再起動することなくコンポーネントが自動的にホットリロードされます。ルートコンポーネントの変更など、完全な再起動が必要な場合も、拡張機能がシームレスに対応します。
主な機能:
qt_add_qml_module に対応し、リソースを自動で解決qt-qml.preview.additionalBuildDirs で追加のビルドディレクトリを設定可能QML Preview の動作例です。プレビューを起動し、プロパティを編集すると、変更が即座に反映されます。
QML Preview は AI を活用したワークフローとも自然に連携します。次の例では、Copilot が QML コードを生成する間、プレビューがリアルタイムで更新され、UI が出来上がっていく様子を即座に視覚的に確認できます。
QML Preview の使い方についての詳細は、ドキュメントをご覧ください。
Qt C++ 拡張機能が CMake Kit 名にアーキテクチャ情報を直接生成するようになりました。マルチアーキテクチャ環境(例:x86_64 vs arm64)でキットを区別しやすくなっています。
キットを手動で管理したいユーザー向けに、qt-cpp.disableAutoKitGenerationOnOpen 設定も追加されました。有効にすると、ワークスペースを開いた際にキットが自動生成されなくなります。
QML Language Server が arm64 アーキテクチャでネイティブ動作するようになり、Apple Silicon および ARM ベースの Linux システムでのパフォーマンスが向上しました。
VS Code に Qt 開発機能をさらに追加するための取り組みを続けています。ワークフローのさらなる改善を含む今後のリリースにご期待ください。
バグを発見した場合や使い勝手に関するフィードバックがございましたら、バグトラッカーからご報告ください。追加してほしい機能があれば、そちらからご提案いただくことも可能です。
フィードバックやご質問は、Qt Forum のディスカッションにご参加ください。
完全な変更履歴はマーケットプレイスの各ページでご確認いただけます。
Qt 拡張機能の使い方について詳しくは、Qt Extension for VS Code ドキュメントをご覧ください。