Qt 5.12 LTS リリース
確実なパフォーマンスと安定性、そして3 年間の長期サポート。
Qt 5.12 LTS（長期サポート版）は数千のバグを修正した堅実な開発ベースであり、さらに向上したパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを提供します。Qt 5.12 LTS には 3 年間のサポートが付与されています。
詳細については ブログ記事をご覧ください。
またホワイトペーパーで、特定バージョンの Qt を使用することで得られるメリットおよび生じ得るデメリットについてわかりやすく解説していますので、ぜひご自身の開発環境に最も適したバージョンを選ぶ際の参考にしてください。
Qt 5.12 LTS は、製品プロジェクトに携わるユーザーに最適なバージョンとなっています。Qt 5.12 LTS は 3 年間にわたりサポートされるため、成熟した開発ベースとして機能します。実験的な新機能は少なめとなっており、リリースされるパッチによる移行の煩雑さも最小限に抑えられています。製品期間における問題を重視し、期日内の製品出荷を保証するため、Qt ユーザーにとっての問題を最優先に対処しています。
QMLにおけるモダンなJavaScript機能
QML ランタイムには ECMAScript Language Specification の第 7 版を実装しました。これにより第 7 版の仕様に組み込まれた方式と、規定された機能のすべてを利用できるようになりました。
Qt QuickによるTableView
テーブル使用時の時間短縮に大きく役立つのがこの Qt Quick です。Excel 形式で素早くデータ表示を行います。QML 形式の TableView（Qt Quick Controls 1）をはるかに凌ぐパフォーマンスを発揮します。
MyScriptによる手書き認識機能
Qt Virtual Keyboard に、MyScript の AI ベースの手書き認識技術を搭載。71 言語の手書きを認識し、運転や作業への集中をさまたげません。筆記体や重なり合った文字も認識します。
Qt Quick WebGL Streaming
WebGL Streaming は、ネットワークを介してユーザーの Qt Quick アプリケーションの、OpenGL のドローコールを送る（ストリーミングする）QPA プラグインです。これらは WebGL のドローコールに変換され、HTML5 Canvas でレンダリングできるようになります。リモートホスト上で動作するアプリケーションの GUI を、ローカルのウェブブラウザ上でレンダリングできるようになります。
Qt Remote Objects
Qt Remote Objects（QtRO）は、Qt の機能を拡張するクロスプラットフォームのプロセス間通信モジュールです。Qt の重要な特徴の一つとして、オブジェクト API（Q_Property、シグナル、スロットによって定義）と API の実装とが区別されているため、完全サポートが可能となりました。
Qt Quick Input Handlers
Qt Quick のアプリケーションで、基本的なマウス、タッチ、マルチタッチのジェスチャー（プレス、ホールド、リリース、ドラッグ、ピンチなど）を認識する様々なシーンで並列に動作可能な軽量の宣言型 API を完全にサポートするようになりました。
Qtを新しいモノに移植
Qt が公式にサポートしている内容と、対象の設定がどうも上手く噛み合わないユーザーの皆様へ。 ぜひ私たちにご相談ください。 Qt を愛用してくださるユーザーの皆様に対して、これまでに様々な角度から多用なサポートを施し、課題解決してきた実績があります。
