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Axivion 7.12 がリリースされました

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このブログは「Available now: Axivion 7.12」を翻訳・一部加筆したものです。

Hubspot_MailBanner_AxivionSuite_ReleaseNoteAI活用ワークフローのサポート、
新しいアーキテクチャ検証機能、
さらに多くのセキュリティルールやディレクティブを追加

Axivion 7.12 のリリースをお知らせいたします。本バージョンでは、安全性およびセキュリティ関連のルールが追加されたほか、NVIDIA® の「堅牢かつセーフティクリティカルなプログラミングのための CUDA C++ ガイドライン」に基づくディレクティブも含まれています。また、新機能として Sparx Enterprise Architect へのアーキテクチャエクスポートや、AIを活用したワークフローのサポートを提供します。

AI活用ワークフローに対応

Axivion は AI を活用したワークフローをサポートするようになりました。Axivion を AI 活用ワークフローに組み込みたいお客様は、Model Context Protocol (MCP) サーバー(テクニカルプレビュー)を有効化し、お好みのLLMを利用することで簡単に実現できます。これにより、AIエージェントがAxivionのドキュメントや解析結果へアクセスし、開発者がバグをより迅速に理解・修正できるようになります。すべては慣れ親しんだIDE内で完結します。

企業にとってのメリットは、生産性向上および開発・保守に必要なリソース削減により、市場投入までの時間短縮と投資対効果の向上です。さらに、エージェントを他のデータソース(インターネットや社内サーバーなど)に接続し、Axivion の解析結果と他データを組み合わせて活用することも可能です(例:社内情報を含むレポート作成など)。

本リリースでは VS Code 向けプラグインも強化され、AI を活用してコードを理解するだけでなく、コード変更にも活用できるようになりました。

なお、Axivion は解析そのものに AI を使用していないため、安全性が重視されるソフトウェア開発にも適しています。

→ Axivion によるAI活用ワークフローの詳細はこちら(英文)

次世代のアーキテクチャ検証

Axivion 7.12 では、アーキテクチャ検証に関する複数の改善と新機能が追加されました。PlantUML C4 のインポート拡張や Gravis とのワークフロー改善に加え、以下の2つの新機能が導入されています。

高度なアーキテクチャの再構築

Axivion 7.12 では、既存コードからアーキテクチャモデルを生成できるようになりました。レガシーコードやサードパーティコードには、適切なアーキテクチャドキュメントが存在しないことが多くあります。従来のように仮説を立てて検証・修正を繰り返す代わりに、Axivion はコードから情報を抽出し、対応するモデルを作成します。

プロジェクトに応じて、ディレクトリ、ファイル、名前空間などをパッケージやコンポーネントとしてどのように表現するか定義できます。関数や変数などの詳細設計レベルまでモデリングが可能です。生成されたアーキテクチャは、Axivion のモデリングツールである Gravis で編集でき、検証にも利用できます。

これにより作業時間を短縮し、レガシーコードであっても新規開発コードと同等の品質基準を満たすことが可能になります。

→ Architecture as Code の詳細はこちら(英文)

Enterprise Architect へのアーキテクチャエクスポート

Axivion はこれまで、UML ツールや機械可読フォーマットによるアーキテクチャモデルのインポートに対応していました。7.12では新たにエクスポート機能が追加されました。

コンポーネント、関数、属性、情報フロー、依存関係など必要な要素をコードから抽出し、現在のプロジェクトのアーキテクチャモデルを生成します。この完全なモデルは Sparx Enterprise Architect にインポートでき、初期モデルとして利用可能です。これにより手動でリバースエンジニアリングを行う手間が不要になります。

また、ソフトウェアアーキテクトは Enterprise Architect 上でモデルを編集・拡張し(例:コンポーネント追加)、再び Axivion に取り込んでアーキテクチャ検証を行うことができます。

 → アーキテクチャエクスポートの詳細はこちら(英文)

最新の安全性・セキュリティ規制に対応

Axivionは、自動車、医療、産業オートメーションなどのセーフティクリティカルな分野におけるソフトウェア開発に最適です。そのため、厳しい業界要件に対応できるようセキュリティ機能の強化を最重要課題としています。

Axivion 7.12 では、CWE および CERT に対応するルールが追加されました。

さらに、NVIDIA CUDA ベースの GPU アプリケーション開発を支援するため、NVIDIA が定めた5つのディレクティブすべてに対応しました。これにより、Axivion for CUDA は、NVIDIA の CUDA C++ ガイドラインに記載されたすべてのルールとディレクティブを100%カバーします。また、この取り組みにより Qt Group は NVIDIA Halos AI Systems Inspection Lab の一員となりました。

ツール認証は安全性が求められるソフトウェア開発において重要な要素です。Axivion ツール認定キットは、ツールチェーンの分類および認証を支援する多数のテストファイルを提供します。7.12では DO-330 認証にも対応し、航空機システム開発におけるツールとして Axivion を認証するための証拠を提供できます。これにより、航空宇宙分野での認証作業負担が大幅に軽減されます。

Axivion 7.12 その他のハイライト

Axivion 7.12 には以下の改善も含まれています。

  • 汎用ルール
    C および C++ 向けの汎用ルールとメトリクスを含む「General Purpose」カテゴリを追加

  • Rust 対応の拡張
    前回のテクニカルプレビューから正式対応となり、メトリクス、クローン管理、言語機能のサポートを強化

  • C#14 対応
    最新コンパイラに対応し、C#14 のコード解析が可能に

  • EDG パーサー更新
    最新の EDG C/C++ パーサーを統合

  • ダッシュボード設定画面の刷新
    管理画面の UI を改善し、ユーザビリティ向上

  • オフラインローカルビルド
    VS Code プラグインにおけるローカルビルドでは、ダッシュボードの参照が不要となりました。これは、規制のある環境や制限されたネットワーク下で作業する開発者にとって特に有用です。

  • セットアップ簡素化
    より多くのビルドシステムに対応した簡易セットアップを追加

 

既存のお客様は、カスタマーポータルまたは担当アカウントマネージャーを通じて、Axivion 7.12 の詳細な技術情報にアクセスできます。

お問い合わせ

Axivion 7.12 の詳細については、ぜひ専門スタッフとのミーティングをご予約ください。

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