Qt Creator 9 Betaがリリースされました
November 30, 2022 by The Qt Japan 日本オフィス | Comments
Qt Creator 9 Bate版のリリースをお知らせします!
まず最初に、Qt Creatorで直接変更履歴を読むことができるようになりました。Windows と Linux では (Qt Creatorメニュー) Help > Change Log で、macOS では Qt Creator > Change Log で読むことができます!
その他の主な変更点を項目別にご紹介します。
Squishの実験的なサポート
Squish向けのプラグインが用意され、以下の機能がサポートされました。以下に主な機能をご紹介します。
- 既存のSquishテストスイートを開く
- 新しいテストスイートとテストケースの作成
- テストケースの記録 (一部制限あり)
- Squish RunnerおよびServerを使用してテストスイートやテストケースを実行し、Squishが出力した結果を表示する
- テスト実行前にブレークポイントを設定し、デバッグ時と同様に、特定の場所で停止してローカル変数を検査することが可能
- 詳しくは、ドキュメントをご覧ください。
Squishのプラグインは以下の操作で有効化できます。
Windows,Linuxの場合:
- (Qt Creatorメニュー) Help > About Plugins... をクリック
- (Installed Pluginsダイアログ内) Utilities > Squish をチェック
macOSの場合:
- (Qt Creatorメニュー) Qt Creator > About Plugins... をクリック
- (Installed Pluginsダイアログ内) Utilities > Squish をチェック
Help
- Qt ドキュメントでダークテーマをサポートしました
- コンテキストヘルプで、プロジェクトで使用されているバージョンの Qt ドキュメントが優先されるようになりました
Editing
- インデントを視覚化し、行間を変更するオプションを追加しました
- "non-breaking spaces"を含むのファイルの保存に関わるバグを修正しました
C++
- コーディングスタイルの設定(ClangFormat を有効にしている場合はそのオプションも含む)は、追加のダイアログを使用せずに、環境設定ダイアログから直接編集できるようになりました
- プロジェクト単位ではなく、セッション全体で1つのClangdインスタンスを使用するオプションが追加されました
- Clangdのインデックス作成スレッドの優先度を設定できるオプションを追加しました
- Clangdでドキュメント固有のプリプロセッサディレクティブをサポートするようになりました
- その他多くの改善と修正については、変更履歴をご覧ください
Projects
- Projects モードで右側のビルドシステム出力ペインを隠すオプションを追加しました (View > Show Right Sidebar)
- CMake プロジェクトの設定ステップの環境を変更することができるようになりました
- CMake プリセット(条件とツールチェーンファイルを含む設定とビルドのプリセット)のサポートを追加しました
Docker
- 各所でリモートパス対応のための作業を継続中
- デバイスウィザードの改善
- プロジェクトのビルド前にソースとビルドディレクトリを自動的にマウントする機能を追加しました
詳しくは、変更履歴をご覧ください。
Qt Creator 9 Betaを入手するには
オープンソース版は Qt ダウンロードページの "Pre-releases" から、商用ライセンスパッケージは Qt Account Portal から入手できます。Qt Creator 9 Beta は、オンラインインストーラの Preview > Qt Creator 9.0.0-beta1 からも入手可能です。不具合を見つけた時はバグトラッカーに投稿してください。また、IRC irc.libera.chat の #qt-creator や Qt Creator メーリングリストでも開発者とコミュニケーションをとることができます。
Qt Creator のマニュアルは、Qt Creator のヘルプモードで読むか、Qt ドキュメントポータルからオンラインでアクセスすることができます。
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