Test Center 4.2:新実行API、ダークモード、その他

このブログは「Test Center 4.2: New Execution API, Dark Mode and More」を翻訳・一部加筆したものです。

 Test Center 4.2 のリリースをお知らせいたします。今回新たに導入された実行 API は、テスト計画と CI システムとの連携の柔軟性を大幅に向上させます。また、モダンなダークテーマによるテスト環境の向上と、顕著なパフォーマンス改善も実現しております。

実行API:CIシステムとの統合の効率化

Test Center 4.2では、テスト計画とCIシステムの統合を簡素化する新たな実行APIを導入いたします。このAPIにより、CI実行時のテスト選択管理や複数インスタンス間でのテスト負荷の分散が容易になります。GitLabとの統合を最適化しておりますが、同様の概念をサポートするあらゆるCIシステムとシームレスに連携するよう設計されております。

実行APIはバージョン4.0で導入されたテストオーケストレーション機能を拡張します。従来は、Squishテストスクリプトがリモートsquishserverと連携するよう設定されている場合にのみ、Test Centerのオーケストレーション機能を活用できました。今回のAPIでは、ローカル実行用かリモート実行用かにかかわらずSquishテストをサポートするため、テスト自動化の構成方法に完全な柔軟性が生まれます。

この機能強化により、どのテストノードでどのテストを実行するかを選択する複雑さが軽減され、既存のCI/CDパイプラインへのTest Center統合がより容易になります。

テスト計画とCIシステムの統合に関する詳細は、当社のガイドをご覧ください。

ダークテーマ:モダンなビジュアル体験

ユーザーの皆様からのご要望にお応えし、Test Center 4.2では新たなダークテーマと更新されたライトテーマを導入いたしました。インターフェースはブラウザやオペレーティングシステムのテーマ設定に自動的に適応し、環境に合わせて快適な表示体験を提供します。また、手動で設定を上書きし、ライトモード、ダークモード、システムデフォルトモードのいずれかを選択することも可能です。

この視覚的な更新により、テストセンターの見た目が現代的になるだけでなく、目の疲れを軽減し、一日を通してテスト結果の監視や分析をより快適にしていただけます。

 

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追加の改善点

Test Center 4.2では、特に複数の並列アップロード処理や大規模データベースの操作時における応答性を向上させるパフォーマンス改善も実施されました。これらの最適化により、負荷の高い操作中においてもユーザーインターフェースの応答性が維持されます。

リリースノート

本リリースにおけるすべての改善点、修正内容、および技術的な詳細については、リリースノートをご覧ください。

ダウンロードと評価

お客様および評価者の方は、QtカスタマーポータルにてTest Center 4.2パッケージをご利用いただけます。Test Centerをまだお試しでない場合は、こちらから無料トライアルをお申し込みください。


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