Qt Insightは、アプリケーションやデバイスの利用データをリアルタイムで提供する分析ソリューションです。従来の方法では取得しにくかったアプリケーションやデバイスのパフォーマンス、利用状況、およびユーザーデータを収集し、視覚的に分析することが可能になります。
アプリケーションやデバイスのパフォーマンスを当て推量するのはやめましょう。Qt Insight は、ユーザーフローとユーザーアクションを追跡・視覚化するため、どのデバイスが最も人気があるのか、どのデバイスの性能が低いのか、どのデバイスに改善が必要なのかを予測する必要がなくなります。
GDPRコンプライアンスやデータ処理・保存方法について、もう心配する必要はありません。Qt Insightを使用すれば、適切な場所でデータをホスティングすることができ、重要情報や機密情報を格納するためにサードパーティのクラウドソリューションを使用する必要はありません。
Qt Insight により、投資すべき重要な要素を特定し、ROI 分析をこれまで以上に精密に行うことができます。また、デバイスやアプリとの実際のインタラクションを通じて、顧客のペインポイントや問題を認識することができます。
顧客を知る。文字通り、顧客を本当に理解するためには、顧客について学ぶ必要があります。顧客がいつ、どのように、そしてなぜ貴社のサービスを利用するのかを知ることで、ユーザー・エクスペリエンスを最適化し、より良い情報に基づいたビジネス上の意思決定を行うことができます。学び、理解し、さらに向上していきたいという要望から、Qt Insight は誕生しました。
Qt Insight はアプリケーションや開発プラットフォームの内部で動作し、リアルタイムの製品利用状況の分析を提供します。これにより、顧客のペインポイントを認識し、パフォーマンスを分析、ビジネスのための具体的で根拠に基づいた開発プランを作成することができます。
Qt Tracker ライブラリは、安全な通信チャネルを介して、未処理のイベント情報を定期的に Qt Insight 分析クラウドと共有します。
Qt Insight分析クラウドは、情報をメタデータで強化し、データを統合してさらに分析します。レポート範囲には以下の基準が含まれます。最も利用されたインタラクティブ/機能、UIビュー利用率、ユーザー数(既存/新規)、セッション時間、利用状況(平日/時間帯)、ユーザーの所在地、端末タイプ、アプリのバージョン。
Qt Insight Console アプリケーションは、情報を可視化、フィルタリング、エクスポートするためのツールとして使用できます。ユーザーは、事前に設定されたチャートを使用して、自分のダッシュボードを作成することができます。また、さまざまなフィルターを適用し、データをより詳細に調査することもできます。
クリエイティブなデザインや要素、UIパスをA/Bテストすることで、デザイナーは実際の使用データに基づいてユーザー体験を最適化できます。
マーケティング担当は、ユーザーフロー追跡を活用することで、価値の高い顧客を発見し、アップセルのタイミングを見極め、ユーザーのライフタイムバリューを向上させることができます。
機能の採用分析と開発プランをより分かりやすくすることで、製品オーナーは調査に費やす時間を減らし、より適切な情報に基づいた意思決定を行うことができます。
この動画では、「バージョン1.1」に期待される機能概要と、製品の主な特長についてご紹介します。
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