航空宇宙・防衛向け
ソフトウェア品質
ソリューション
認証は、エビデンスの上に成り立っています。Qt Group は、DO-178C、DO-278A、DO-330 が求める静的解析、コードカバレッジ、GUI テスト自動化を、1社のサプライヤーから、お客様のネットワークから一切外に出ないインフラ上で提供します。
対応する航空宇宙・防衛プログラム
Squish、Coco、Axivion は、DO-178C のもとでの航空機システム、DO-278A のもとでの航空交通管理、宇宙・ニュースペース、無人システム、そして防衛プラットフォームに対応しています。
航空機システム
フライトコントロール、アビオニクス、客室・コックピットのディスプレイ、機内エンターテインメントシステムまで、DAL E から DAL A までの DO-178C に対応
航空交通管理
地上システム、航空交通管制ポジション、飛行データ処理、そして DO-278A のもとでの CNS/ATM ソフトウェア
宇宙・ニュースペース
衛星ペイロード・バス、地上セグメントソフトウェア、そして打ち上げ後に物理的なアクセスが不可能な打ち上げシステム
無人システム
地上管制ステーション、ミッション計画、自律運用システム、オペレーターインターフェースなど、航空機および地上システムの安全性・信頼性保証に関する幅広い領域に対応
防衛プラットフォーム
C4ISR、ミッションシステム、レーダー・センサー、通信、車両・艦艇向けHMIなど、プロジェクト固有の品質保証・セキュリティ要件に対応
DO-178C・DO-278A が求めるエビデンスをどう生成するか
Qt Group は、DO-178C と DO-278A のためのエビデンスチェーン全体を、1社のサプライヤーとして提供します。
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Axivion は、コードがコーディング規約に従っていること、そして実装が意図したアーキテクチャと一致していることを検証します。
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Coco は、テストが実際にコードのどこまでを到達したかを計測します。
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Squish は、対象デバイス上で、インターフェースが仕様通りに動作することを検証します。
DO-178C と DO-278A は、目標ベース(objective-based)の規格です。それぞれの目標には、要件、その要件を検証するテスト、そのテストが実行された記録、コードが実際に到達したことを示す計測、そしてこの4つをすべてつなぐ途切れないチェーンという、成果物が求められます。これを、連携していない個別のツールを使って手作業で組み立てる作業こそ、多くのプログラムが何ヶ月も費やしています。
DO-330 ツール認定
Qt Group は、Axivion、Coco、Squish 向けに、DO-330 ツール認定キットを提供しています。
各キットは、お客様の実際のツールチェーン、対象デバイス、適用規格に合わせて設計されており、お客様自身の環境で実行する妥当性確認テストスイートを含め、認証機関が求める成果物を生成します。認定作業は再現可能なため、ツールをアップグレードしても、その作業を手作業でやり直す必要はありません。
これらのキットは、ISO 26262、IEC 61508、IEC 62304、EN 50716 にも対応しており、航空宇宙・自動車・産業・鉄道といった複数のプログラムに、1つのコードベースで取り組むサプライヤーにとって重要な意味を持ちます。
認証対応ソフトウェアを支える製品機能
- GUI テスト自動化
- 静的コード解析
- アーキテクチャ検証
- コードカバレッジ
GUI テスト
Squish は、デスクトップ、組み込み、モバイル、Web にわたり、実際のターゲット上で実際のアプリケーションに対する GUI テストを、1つのツールで自動化します。
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実機環境に近い条件でテスト: VxWorks をはじめとする組み込み OS、ARM や Intel を含むハードウェアターゲットに対応し、対象デバイスへの性能面の影響は最小限です。
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工場受入試験(FAT)の自動化:工場受入試験(FAT)の自動化
受入試験の手順を自動化し、繰り返し実行できるようにすることで、製品ごとに手作業でテストを実施する負担を軽減します。 -
各種フレームワークとのネイティブ統合:各種フレームワークとのネイティブ統合 Squishは、Qt、Java、Windowsなどのフレームワークにネイティブ対応します。高いテスト性能を実現するとともに、異なるプラットフォーム間でもテストスイートを再利用できます。
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テストカバレッジの向上:DO-178Cやプロジェクトの契約要件では、高いテストカバレッジとコードカバレッジが求められます。GUIテストの自動化は、カバレッジを向上させる効果的な手段の一つです。
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複数システムにまたがるエンドツーエンドテスト:
実際の業務フローは、複数のアプリケーションやOSにまたがることがあります。Squishなら、LinuxとWindows上のアプリケーションを単一のテストで操作・検証できます。この機能は、Skyguideが導入を決めるうえで重要なポイントとなりました。 -
テストの迅速な開発:
専用IDEと振る舞い駆動開発(BDD)への対応により、スクリプトの専門知識がなくても、エンジニア自身が効率的にテストスイートを構築できます。
静的コード解析
Axivionは、C、C++、C#、Rust、CUDAの静的コード解析に対応しています。C、C++、CUDAでは、MISRA C/C++、AUTOSAR、CERT、CWE、セキュアコーディングなどのコーディング規約に基づくチェックを実施できます。
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プロジェクト固有のルールにも柔軟に対応:標準的なコーディング規約に加え、プロジェクト独自のルールセットも設定可能です。個別の手動チェックを行うことなく、標準規約と同じ仕組みでチェックを実行し、結果を確認できます。
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開発の早期段階で問題を検出: 欠陥解析、デッドコード検出、コードクローン検出、メトリクス監視により、認証審査の段階まで問題を持ち越すことなく、開発中に問題を発見し、修正コストを抑えられます。
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機能安全規格への対応を支援: SGS-TÜV Saarによる認証を取得しており、ISO 26262、IEC 61508、IEC 62304、EN 50716の各規格において、それぞれの最高安全度水準まで対応しています。
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DO-330に基づくツール認定をサポート:Axivionのツール認定キットは、コーディング規約への準拠を確認する静的コード解析を対象としており、DO-330に基づくツール認定を支援します。
アーキテクチャ検証
Axivionは、ビルドごとに実装と定義されたアーキテクチャを照合し、設計からの逸脱を早期に検出します。
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意図しない依存関係を防止:コンポーネント間の連携が、アーキテクチャで許可されたインターフェースを通じて行われているかを検証します。設計書上の確認だけでなく、実際のコードに基づいてチェックできます。
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MBSEツールとの連携:IBM Engineering RhapsodyなどのMBSEツールから既存のモデルをインポートできるため、アーキテクチャを一から定義し直す必要がありません。
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レガシーコードにも対応:信頼できるアーキテクチャ設計書が存在しない場合でも、アーキテクチャ復元機能を使用して、既存のコードから構造を再構築できます。
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プロジェクト間での再利用を促進:アーキテクチャの整合性を検証することで、コンポーネントの信頼性を確保し、次のプロジェクトでも一から検証し直すことなく再利用しやすくなります。
コードカバレッジ
DO-178Cでは、設計保証レベル(DAL)に応じて構造カバレッジの要件が定められています。DAL Cではステートメントカバレッジ、DAL Bではステートメントおよびデシジョンカバレッジ、DAL AではMC/DC(改良条件/判定カバレッジ)が求められます。また、契約によっては、これらに加えて独自のカバレッジ目標が設定されることもあります。
Cocoは、ステートメント、ブランチ、条件、MC/DCの各カバレッジを測定し、監査に対応した形式でレポートを生成します。
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QMLのコードカバレッジ測定に対応する唯一のツール:Qt FrameworkとQMLで構築されたユーザーインターフェースのコードカバレッジを測定できる唯一のツールです。
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幅広いコンパイラ、組込みデバイス、RTOSに対応:航空宇宙・防衛分野では、多様なツールチェーンが使用され、特定のバージョンに固定されていることも少なくありません。Cocoは幅広い開発環境に対応し、柔軟なカバレッジ測定を実現します。
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デッドコードと無効化されたコードの検証:DO-178Cでは、到達不能なコードや無効化されたコードを特定し、その妥当性を説明することが求められます。カバレッジ解析により、その判断を裏付ける根拠を提供します。
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監査に対応した客観的なエビデンス:測定値の根拠を明確に示した、審査・監査への提出に適したレポートを生成します。
防衛分野の開発要件に対応
防衛分野の調達では、民間航空分野とは異なる制約や要件が課されます。これらの条件は、通常、技術評価が始まる前の段階で決定されます。
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インターネットから隔離された環境でも導入可能:Axivion、Squish、Coco、Test Centerはいずれもオフラインインストーラーを提供しており、外部ネットワークから隔離された環境(エアギャップ環境)を含め、お客様の社内ネットワーク内で運用できます。
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ソースコードの外部提供は不要:静的解析、カバレッジ測定、テストの実行から結果の管理まで、すべてお客様の環境内で完結します。ベンダーがホストするサービスを利用する必要がなく、ソースコードやプロジェクトの詳細情報を外部に開示する必要もありません。
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長期的な開発・保守を支えるエビデンス管理:再現性のある適格性評価、テスト履歴の保存、コードベースとともに管理されるアーキテクチャ定義により、特定の担当者の知識に依存しない開発体制を構築できます。契約終了後も検証の根拠を維持し、数十年にわたる製品の開発・保守を支援します。
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プロジェクト間でのコンポーネント再利用:アーキテクチャの整合性を検証することで、あるプロジェクトで適格性が確認されたコンポーネントを、次のプロジェクトでも一から検証し直すことなく、信頼性を確保しながら再利用しやすくなります。
導入事例
弊社の製品について、お客様の声をご紹介します。
「エンド・ツー・エンドの統合テストを行わなければならず、通常はすべてのソースコードにアクセスできない私たちにとって本当に重要なのは、Linux上のアプリケーションとWindows上のアプリケーションに対応するSquishのようなツールです。」
「Axivion Suiteのおかげで、統合の労力と統合リスクを大幅に削減できました。」
「手動テストでは見つけられなかった問題を発見できました。」
関連情報
航空宇宙・防衛向け Qt 開発ツール
Qt Group のクロスプラットフォーム対応のソフトウェア設計・開発・テスト技術で、開発スピードの向上、変化への継続的な対応、モジュール単位での技術更新を支援します。
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