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AXIVIONで解析

工機ホールディングス株式会社 |  Metabo

電動工具・バッテリーシステムにおける、安全性が求められる組み込みソフトウェアの品質

500

異なる機種間で同じバッテリーを使用

51,000

検証したコード行数

100%

チーム全体の受け入れ率

工機ホールディングス株式会社について

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東京に本社を置く工機ホールディングス株式会社は、プロ向け電動工具およびアクセサリーを手がけるグローバルメーカーであり、全世界で約4,800名の従業員を擁し、北米、欧州、アジアに拠点を展開しています。工機ホールディングス株式会社は、Metabo、HiKOKI、Metabo HPT、CARAT、三京ダイヤモンド工具という5つのプロフェッショナル・トレードブランドを展開しています。HiKOKIとMetabo HPTは日本のエンジニアリング思想を、Metaboは100年以上にわたって培われたドイツのエンジニアリング技術をそれぞれ活かしています。Metaboのバッテリー技術は、50社以上のメーカーが採用するクロスブランドプラットフォーム「Cordless Alliance System(CAS)」の基盤にもなっています。CARATと三京ダイヤモンド工具は、切削工具およびダイヤモンド工具の専門ソリューションでグループのポートフォリオを補完しています。

私たちのソフトウェア開発環境は複数のプラットフォーム、IDE、ツールチェーンにまたがっており、一貫したコード品質の維持は簡単ではありませんでした。Axivionは、そのすべてにスムーズに統合できるソリューションを提供してくれました。

Alexander Wolf氏, Metabo のシニア組み込みソフトウェア開発者

Metaboが Axivion を選んだ理由

複数のIDEおよびコンパイラツールチェーン、多様な組み込みプラットフォームに対応 

既存のビルドインフラ(リモートビルドサーバーを含む)とのシームレスな統合 

認証機関への提出に適した、構造化されたPDFレポートの生成 

複雑な開発環境における導入負担を軽減する、迅速かつ丁寧なサポート 

異種混在の開発環境で実現する、安全性が重要視されるファームウェア

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電動工具用およびバッテリーシステム向けの組み込みソフトウェア開発において、不具合は単なる品質の問題ではなく、安全性に関わる問題です。ソフトウェアの不具合は、製品の信頼性やユーザーの安全性に直接影響を及ぼす可能性があります。バッテリーマネジメントシステムやモーター駆動工具に搭載されるファームウェアは、過酷な実使用環境でも確実に動作しなければなりません。Metaboのバッテリーは、現在50社以上のメーカーが採用するクロスブランドのバッテリープラットフォームであるCordless Alliance System(CAS)に採用されています。そのため、ソフトウェア自体も、最初の1行から厳格な基準を満たすことが求められます。

開発チームは、複数のメーカーによる幅広いマイクロコントローラーのプラットフォームおよびエコシステムを横断的に扱っており、EclipseやNetBeansをはじめとする異なるIDE、さらにさまざまなコンパイラツールチェーン、SDK、ベンダーライブラリを使用しています。このような異種混在の環境全体にわたって一貫した品質基準を適用することは、決して容易ではありません。

手動によるコードレビューは有効な手段ではあったものの、それだけでは十分ではありませんでした。デッドコード、算術オーバーフロー、コードの重複、保守性に関する問題といった特定の種類の課題は、特にコードベースが大規模化するにつれて、レビューだけでは確実に検出することが困難です。開発サイクルの後半になって不具合が見つかると、検証作業の負担が増え、修正のループが長引き、リリース遅延のリスクも高まります。開発チームには、自分たちの環境に対応でき、既存のワークフローに統合でき、開発の早い段階からコード品質に確信を持てる静的コード解析ソリューションが必要でした。

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最適なツールの選定

Metaboの開発チームは、複数の静的コード解析ツールを評価し、それぞれについて技術的な能力、統合の手間、使いやすさ、コストの観点から検討を行いました。主な目標は、開発の早い段階でソフトウェア品質を向上させることと、コーディングガイドラインへの準拠を支援することでした。適切なツールに求められる要件は明確で、複数のIDEおよびコンパイラツールチェーンに対応していること、既存のビルドインフラにスムーズに統合できること、コード品質および保守性の問題を確実に検出できること、そして品質保証や認証用のドキュメントに適したレポートを生成できることが求められました。

評価の結果、Axivionが際立った存在として浮かび上がりました。異種混在の開発環境への対応力に加え、リモートビルドとの統合、構造化されたPDFレポートの生成機能が、チームの要件と直接的に合致していました。解析の深さ(depth)、統合の手間、使いやすさ、コストのバランスが、最終的な決め手となりました。

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プラットフォームとツールチェーンを横断した一貫した解析

Axivionは、ソフトウェアエンジニアリングチームによって開発全体を通じて日常的に使用されています。解析は、BMSファームウェアおよびコードレス電動工具用ファームウェアの両方を対象に実行され、以下の項目をチェックしています。

  • デッドコード

  • コードの重複

  • 算術オーバーフローの可能性

  • 保守性に関する一般的な問題およびコーディングガイドライン違反

生成されたPDFレポートは、開発チーム内にとどまらない実用的な役割も果たしています。DEKRAをはじめとする登録・認証機関に提出するドキュメントパッケージにも組み込まれています。

チームの既存ワークフローへの統合は、わずかな調整のみで実現しました。導入にあたっての学習コストも無理のない範囲に収まり、静的解析ツールの必要性についてはチーム内ですでに理解が浸透していたため、受け入れの面でも障壁にはなりませんでした。さらに、Axivionチームによる迅速かつ丁寧なサポートにより、複雑なマルチプラットフォーム環境の中でも、短期間で実運用を開始することができました。

安全性が重視されるファームウェア開発では、問題は早く見つけるほどコストを抑えられます。Axivionのおかげで、問題のあるコード構造を早い段階で発見できるようになり、デバッグやテストにかける時間を削減できました。

Thomas Berlinghoff氏, Metabo のシニア組み込みソフトウェア開発者

早期発見が、後工程の負担を軽減

Metaboにとって、Axivion導入の大きなメリットは、これまでは検証工程の後半まで見つからないこともあった問題のあるコード構造を、早期に発見できるようになったことです。早期に発見することで、デバッグにかかる労力が軽減され、修正サイクルも短縮され、チームがコードに対してより高い確信を持った状態で、検証工程に臨めるようになりました。

製品の信頼性やユーザーの安全性に直接影響を及ぼしうる、安全性が重視される組み込みソフトウェアにおいて、この早期の可視性は重要な意味を持ちます。開発チームは現在も、両方の製品ラインにわたる開発プロセスの標準的な一部として、Axivionを活用し続けています。

さらに詳しく知りたい方へ

複雑な開発環境の中で、高品質かつ安全性の高いソフトウェアをどう構築すればよいか、お悩みではありませんか?
Axivionがコードの品質向上にどう貢献できるか、専門家が直接ご説明します。ぜひお気軽にご相談ください。

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