Visual Studio Code向けQt Extensionバージョン1.16.0のリリースをお知らせします。今回のリリースの内容は以下の通りです。
- VS Codeから直接QMLアプリケーションをプロファイリングできるQML ProfilerとTrace Viewer
- Qtのサンプルコード集とQt Academyコースを閲覧できる新しいWelcomeページ
- QML Live Previewとuv仮想環境への対応によるPySideサポートの強化
QML Profiler と Trace Viewer
VS Codeから直接QMLアプリケーションをプロファイリングできるようになりました。新しいQML Profilerクライアントが、実行中のアプリケーションからトレースイベントを収集します。記録が完了すると、拡張機能は結果をQML Trace Viewerで開きます。これは、従来組み込まれていたフレームグラフに代わるスタンドアロンツールです。拡張機能が自動的にダウンロード・インストールするため、事前の準備は不要です。
新しい Welcome ページ
拡張機能に新しくWelcomeページが追加されました。Qtのセットアップ、プロジェクトの作成、サンプルを開く、コースを始める、といった作業をこの一箇所から開始できます。

Qt Example Browser
VS Codeに組み込まれた新しいブラウザで、Qtのサンプルコードを閲覧できるようになりました。
サンプルを選択すると、拡張機能がそれをビルド可能な状態のプロジェクトとして開きます。各サンプルにはCMakePresets.jsonが自動生成され、.vscode/settings.jsonとlaunch.jsonも用意されるため、すぐにビルドとデバッグを開始できます。

Qt Academy コース
新しいQt Academyブラウザを使えば、エディタを離れることなくQt Academyのコースを閲覧できます。作業をしながらQtを学べる、手軽な方法です。

PySide サポート強化
今回のリリースでは、PySide開発者向けにいくつかの改善が加えられています。
- PySideプロジェクト向けのQML Live Preview。1.14.0で導入されたライブプレビューが、PySideプロジェクトにも対応しました。QMLファイルを編集すると、変更内容がリアルタイムで反映されます。
- uv対応。uvを使って仮想環境を作成できるようになりました。
今後の展望
今後もVS CodeへのQt開発機能の追加を継続していきます。ワークフローのさらなる改善を予定していますので、今後のリリースにご期待ください。
不具合の報告や使い勝手に関するフィードバックは、バグトラッカーからお寄せください。ご要望の機能があれば、同じ場所から提案していただくことも可能です。
ご意見やご質問がある方は、Qt Forumでのディスカッションにご参加ください。
変更内容の詳細は、各マーケットプレイスページのチェンジログでご確認いただけます。
Qt Extensionの使い方について詳しくは、Qt Extension for VS Code のドキュメントをご覧ください。