Squishチームより、Squish GUI Tester 9.3.0のリリースをお知らせします。最新のQt 6.12 LTSリリースで構築されたアプリケーションの自動テストに対応し、アプリケーション開発に合わせてテストの自動化を継続しやすくします。さらに、Squish 9.3.0ではJava 25のサポート、ライセンス取得時のQt アカウントログイン、MCUテスト向けのオブジェクトイントロスペクションも追加されました。新機能の詳細は以下をご覧ください。
Squish 9.3.0がQt 6.12に対応
Qt 6.12 LTSのリリースに続き、Squishも同バージョンで構築されたアプリケーションのテストに対応しました。Squish for Qt 9.3.0では、Qt 6.12アプリケーションの自動テストに対応しており、最新のLTSリリースへ移行しながらGUIテストを継続して実行できます。
Java 25をお使いですか?
Squish for Javaが、最新のJava 25で動作するアプリケーションの自動テストに対応しました。これを実現するため、Java AUT(テスト対象アプリケーション)のインストルメンテーション方式を、従来の方式から最新のJavaバイトコードフレームワークであるASMへ置き換えました。
この変更により、Squishは最新のJavaリリースに対応しやすくなっただけでなく、より重要な点として、バイトコードのインストルメンテーションにおいてより安全な方式を採用できるようになりました。
Cloud Qt License ServerとQt アカウントログインの連携
Squishをさらに手軽に始められるようになりました。既存のQt アカウントを使って、Squishのインストーラーまたは Squish IDEから直接ログインし、Squishライセンスを取得できます。ログインすると、Squishはライセンスを提供するCloud Qt License Serverに接続します。つまり、他のQt製品で使っているのと同じ認証情報を使え、Squish専用のライセンスサーバーの情報を別途用意する必要はありません。
小規模なチームや導入環境では、管理するインフラも減ります。Qt アカウントでログインすれば、独自のライセンスサーバーを構築・保守することなく、Squishライセンスを取得できます。
MCUデバイスでオブジェクトイントロスペクション
Squish for MCUsは、オブジェクトイントロスペクションとプロパティ検証に対応し、イメージベーステストからさらに一歩進みました。画像や画面座標だけに頼るのではなく、アプリケーションのオブジェクトを操作し、そのプロパティを検証するテストを作成できます。画面上の見た目への依存が減るため、より堅牢なテスト自動化を実現できます。
関連記事:Qt for MCUs 2.12.3 LTS リリース
リリースノート
今回の新機能に加え、すべてのSquishエディションとコンポーネントにわたる150件以上の問題を解決しました。主な変更点の詳細は、Squish 9.3.0のリリースノートをご覧ください。
非推奨ステータスの更新
今回のリリースでは、いくつかのレガシープラットフォームを非推奨または対応終了とし、古い拡張機能も一部削除しました。例えば、Squish for Qt 5.4〜5.14向けのバイナリパッケージは提供しなくなりました。非推奨となった機能の一覧は、リリースノートをご覧ください。