Argus—マルチドメインC4ISRと
ライブ統合状況図
Siili Autoとのパートナーシップのもとで開発されたARGUSは、現代のマルチドメインミッションプランニング向けに設計されたC4ISRソフトウェアスタックの実働プロトタイプです。
マルチプラットフォームC4ISRをシンプルに
ARGUSは、指揮統制通信コンピューター情報監視偵察(C4ISR)を統合したスタックを実現しており、指揮センター、耐衝撃タブレット、拡張現実(AR)を用いたフィールドビュー、そして低消費電力の組み込みデバイスにわたって、ライブの統合状況図(COP)を維持します。通信が途絶した場合でも、その状況図を維持し続けます。
開発期間を「数年」から「数か月」へ
シームレスなマルチデバイス連携、暗号化されたライブドローン情報、AI対応のミッションプランニング、そして多層化された2D・3Dマッピングを単一のコードベースに統合することで、ARGUSはQtが数年規模の開発プログラムを数か月に圧縮できることを実証しています。これにより、運用上の信頼性やセキュリティを損なうことなく、現場に迅速に能力を届けることができます。
実戦さながらの訓練を実現
単一のQtコードベースが、訓練用システム、シミュレーター、開発リグ、実運用システムのすべてで動作するため、オペレーターは実際に指揮するのと同じインターフェースで訓練を行うことができます。同じアプリケーションロジックは、高精細なデスクトップシミュレーターから組み込みのエッジステーションまでスケールし、ソフトウェアをハードウェアから独立させることで、特定ベンダーへの依存、チップ不足、陳腐化のリスクからプログラムを守ります。
すべてのプラットフォームで単一のコードベース
従来のC4ISRプログラムでは、デバイスごとに個別のコードベースを維持する必要があり、研究開発コストや統合リスクが増大していました。これに対しARGUSは、同一のQMLアプリケーションロジックをすべてのデバイスで動作させ、Qt MQTTを介してローカルネットワーク上で50ミリ秒未満のレイテンシーでリアルタイムに同期させています。
デバイス間で一貫した体験を維持しながら、Qtのクロスプラットフォーム対応により、重複作業、ハードウェア依存、チップ不足のリスクを削減します。
リアルタイムのマルチドメイン統合状況図
従来、競合技術ではデータ密度の高いリアルタイム可視化の実現が難しい傾向にありましたが、Qtはさまざまなデータソースを一つの整合性あるCOPへと統合します。
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2Dタクティカルオーバーレイ(ArcGIS Maps SDK for Qt)
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衛星画像を用いた3D地形レンダリング
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ドローンのライブ映像フィード
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リアルタイムのエンティティ追跡
地図記号は、NATO APP-6およびMIL-STD-2525規格に準拠しています。
セキュアバイデザインと暗号化された通信
コマンドおよびテレメトリデータは暗号化されたQt MQTT(ローカルMosquittoサーバー)経由でやり取りされ、ドローンのライブISR映像はQt Multimediaを介して暗号化されたRTSPで伝送されるため、ARGUS内のすべてのデータチャネルが保護されています。
このアーキテクチャはオフラインファーストのレジリエンスを念頭に設計されており、ArcGISを通じて3D地形データをローカルにキャッシュすることで、ネットワーク接続がない状況でもCOPを運用し続けることができます。
AI対応のミッションプランニング
ARGUSは、COP上での脅威分析および資産配置にAIを活用することで、ドローンのルート、部隊配置、輸送経路、回避エリアを含む最適化されたミッションプランを自動生成します。このAIプランニングレイヤーは、独自のAIモデルやEdge AIツールを用いてカスタマイズすることが可能です。Qt Edge AIは、AIモデルとパイプライン全体にわたる効率的な開発を実現する、実運用対応の統合ポイントです。